アルドノア・ゼロ EP13 ”眠れる月の少女” 雑記+

ファフナー続いて、個人的に今期大注目のアニメ、アルドノア・ゼロ。

 

前回あの終わり方から、1月まで待てねーよとかツイッターで言ってた記憶もありますが、なんとか待てました。

 

全体の感想としては、話全体の構造が変わってなくてよかったなあってところですね。

Contents

序盤の宇宙戦

サテライトベルト、おそらく月の残骸でできた環での戦闘です。

宇宙用アレイオンが出てきています。

アレイオン、スレイプニールはガスタービンを主動力にしています。現実の話、ガスタービンはその構造上、サイズの割りに大出力が出せるのですが、大量の空気が必要となります。しかし、戦場は宇宙空間。地球上ほどの空気密度がないので、ガスタービンは使用できません。なので、おそらく電源は現代の通常動力潜水艦みたいな感じで、バッテリーを使用しているのではないかと。

また、宇宙で戦闘する以上、推進、姿勢制御用の噴射剤が必要なのですが、何かを噴かしている描写が一切ないので、反重力デバイスを使用している可能性もあるのではないでしょうか?デューカリオンにも十何基積んでるみたいですし、サイズ的には行けるのかなと。ただ消費電力が半端なかったり、アルドノアドライブの固有能力の一部で、量産できてないなら、単純に節約で噴射剤を使用していないだけの可能性もありますが。

 

最初の攻撃時の「風」という表現ですが、大きな月の残骸以外に、微粒子レベルの残骸が見えないだけで大量に存在しているのではないかと思いました。しかもその粒子の密度が偏っているために、弾丸が受ける抵抗が場所によって変わり、照準が難しくなっているのかと。

 

 

 

イナホの生存

前回ヘッドショット食らって、これは退場ですわ。なんて言いましたが、なんか普通に生きてましたね。左目に銃弾をもろに食らって、脳にたどり着く前に横から抜けたってことを、お姉ちゃんが説明していましたね。

 

しかし。手術痕無く、違和感なく義眼を実装するとは……火星だけでなく、地球側もアルドノア関連技術の恩恵をかなり受けていますね。カタフラクトのセンサー技術もありますし、これくらいは普通に行けるのですかね。

 

まぁ、義眼の方が燃えるのですが、別に眼帯でも行けたのかなと。主な戦闘はカタフラクトに乗ってディスプレイを眺めるだけですし、両眼があって距離感がつかめるのも画面相手だとそこまで重要ではないかなと。第2次大戦とかだと坂井三郎氏

(参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E4%BA%95%E4%B8%89%E9%83%8E)

が隻眼であった例もありますし。眼帯でも行けなくはないです。

まぁ、義眼の方がかっこいいのでたまりませんが

 

 

 

今週の火星カタフラクト

今回の機体は公式サイトによるとエリシウム。火星の山ですね。

(参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0%E5%B1%B1)

能力はエントロピーリデューサー。熱エネルギーをかき集めて周りを冷やすのが主な機能でしたが、おそらくその本質は、平衡状態の熱の状態から、温度差を発生させることでしょう

エントロピーとは乱雑さの指標で、この値が増大すると全体のエネルギーの差がなくなるので、使えるエネルギーが減ってしまう、そんなイメージでいいと思います。

そんなエントロピーをリデュース、減らすので、エネルギーの差ができます。あの戦場では、最初は戦闘領域全体が一定の気温でしたが、半径1キロの領域を極低温に下げ、機体内部の別次元領域に高温の分子運動エネルギーを退避させてます。ので、機体が破壊されると退避させたエネルギーを保持出来なくなるので、その分の熱量を放出して、大爆発。といったところでしょう。

 

イナホの攻略法はグレネードで熱源を発生させ、機体が低温で凍りつく前に熱源に移動することで接近してます。

 

そんなことよりこいつ。戦闘能力よりその機能がはるかにやばいです。まどかマギカを見た人はなんとなくわかるでしょうが、宇宙全体でエネルギーが平衡状態になると、使えるエネルギーがなくなります。これは熱力学第2法則で明確化されているのですが、このカタフラクトはエネルギー差を作り出すので、それに真っ向から反するとんでもない代物です。

だた、アルドノアドライブのエネルギーを用いてエントロピーを下げるのであれば、第2法則や、エネルギー保存則に反するレベルではないので、惑星間文明でかなり有用となる技術の一つというレベルですかね。

 

 

姫さまの安否

姫さまの方が割と重症でしたが、単純に言って、イナホは目を潰しただけでしたが、姫さまの場合は右胸におそらく貫通銃創、頭部あたりに被弾しているので、結構悲惨です。肺も間違いなく損傷しているでしょうし、イナホよりも回復が遅くて当たり前な気がします。戦線復帰を急ぐ必要もないですし。

 

アルドノアドライブ起動因子

アルドノアに似たようなものとして、どうしてもTVドラマ版スターゲイトを想像してしまうので、起動因子にDNAが必要だと仮定しています。で、アルドノアの起動因子の借り受けが、キスでも良いという描写がされていますが、唾液でもDNAの採取ができるので、おそらく

唾液が混ざる→ドライブがDNAで認証→皇族以外と判断するも、借り受けたものとしてドライブが登録

こんな流れだと思います。手続きがキスなので、なんともベタだとは思いますけどね。

また、ただ地球側はドライブ因子の量産化ができてないので、軌道騎士からの因子の孫請けみたいなことはできないと思います。

 

 

他にも気になったこととしては、デューカリオンのロケットは、やっぱり大気圏離脱用でしたね。反重力デバイスがあるなら、基本的な姿勢制御は全部デバイスでやっちゃえばいいので。

また、タルシスの足ですが、かかとがかなりでかいのが印象に残ります。アルドノアドライブの固有能力も不明ですし、現状かなり地味なんですよね。後方に重心が偏っているようにも見えるので、支えるためにかかとがでかいとも説明できますが、足先にも見えるので、リボーンズガンダムや、ユニコーンガンダムよろしく、ここはバッチリ変形か変身してもらえると、最高にたぎるのですけど

 

さて、ニコニコでもいろいろ賛否両論ありますが、ホームページでも王道ストーリーと書いてありますし。個人的には大好きですね。この作品。次回からは宇宙空間戦闘に移行するようですので、どのような頭脳戦があるのか楽しみです。

 

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