う〜ん、ザーツバルムのラスボス感。
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・戦艦デューカリオンについて
デウカリオンではなかったですね。
火星側は、カタフラクトを指してデューカリオンって言ってますね。
15年前の機体ですし、火星の地名でもないので、
単純に世代が違うか
火星でも特殊なカタフラクトか
のどちらかだと思われるのですが、どうなんでしょう。
アルドノアドライブの原理も由来も分からないので何とも言えないですね。
火星側と地球側で同じ名称だったと言うことは、共通部品がデューカリオンだったと考えるとしっくり来ます。
となると、アルドノアドライブに個別名称がついているのではないでしょうか。
王族の起動認証が必要だという兵器としてはヒドい不具合を持ち、さらにアルドノア技術の中心的技術のような描かれ方を見るに、火星側はアルドノアドライブの生産に成功してないと考えられます。
とすると保有しているアルドノアドライブ全てに個別名称がついているのではないでしょうか。
また、貴族に限ればアルドノアドライブが専用化しており、固有のアルドノアしか起動出来ないと考えると面白いし固有名の説得力が増すのですが、妄想の域ですね。
全体のデザインは、もうホームページで見れるようになっていますが、かっこいいです。ロングノーズは神ですね。
ただ問題なのは、純粋な地球製とも見えない所です。
戦争の基本は先手必勝なので、如何に相手に気づかれずに、相手より速く撃つかがネックとなります。
そのため戦闘距離が長距離化しやすい、船舶、航空機では、より強力なセンサシステムと、長距離兵装を積むのが優先で、最近はステルス性もトレンドです。
艦砲と言うのは射程が長くても数十キロレンジ(例:大和型の46センチ砲)でミサイルだと長いのは数千キロレンジ(例:トマホークミサイル)になります。
デューカリオンは艦橋周りに三連装砲を4基搭載しています。
無論ミサイル等長距離誘導兵器も積んでいるでしょうが、このサイズと量は若干前時代的です。
また、艦首に衝角もついており、突撃前提の近接兵器です。
この2つがロマン先行で、合理的な地球側にしては無理のあるデザインに感じました。
ただ、アルドノアドライブの出力が異常で、
尋常じゃないペイロードを持たせることができる、
ドライブの替えがなく、
単艦で火星に対抗する一騎当千の戦力が必要だった、
と考えると、とにかく火力の高い物を積みまくるって発想もなくはないです。
艦橋後ろの煙突っぽいの、何なのでしょうね。艦橋周辺のモチーフは大和型っぽいですけど。
・火星カタフラクトあれこれ
ニロケラスのバリア、次元バリアってスレインが言ってましたね。あらゆるエネルギー現象(質量を含む)を別次元に転移させる兵装でしょうか。となるとレーダー等が観測不能なのもわかります。
ザーツバルム卿のカタフラクト、クルーテオ卿はディオスクリオと言っていますが、火星の地名にそれらしいのはなかったです。
英字表記が分からないことには何とも言えませんね。
減速していたとはいえ揚陸城に突撃して無事な堅牢性、アルギュレと同系統っぽいビーム兵器、可変機構、主要技術全部載せのラスボス感半端ないですね。
顔のデザインと可変時の効果音、全力でスパロボしてますね。
クルーテオ卿のタルシス、お蔵入りですかねえ、単純に死んだとも思いたくないですけど。
・人物描写あれこれ
カームといい、クルーテオ卿といい、心理の変化が若干強引かなと思いました。
破綻している訳ではないので違和感で済みますが。
大尉は最近無能感半端ないですが、本人はなんとかしようと思って、結果どんどん悪化してると考えると納得できます。
ザーツバルム卿の出撃ですが、クルーテオ卿が殺そうとした時に通信を切っているので、ザーツバルム卿的にはスレインはどうしても死なせたくない意図があって、クルーテオ卿を始末してでも確保する必要があったと考えられます。
ホント、コンスタントに面白いですね。
スレインの報われなさはビックリですけど。
最近は割とスーパーロボット寄りになっていますけど、火星カタフラクト→対策→撃破のパターンが何度も続いてもダレますし、いいと思います。
個人的にはリアルっぽいスーパーロボット大好きなので、これからも楽しみです。