アルドノア・ゼロ EP14 ”異星の隣人たち” 雑記+

放送からちょっと時間が飽きましたがアルドノアEP14の個人的なまとめです。

 

今回からいよいよ主人公組の宇宙戦闘が始まります。

火星はスーパーロボット感満載で、宇宙空間でもあまり制約がなさそうですが、地球側はどうしても技術不足感が否めず制限も多い感じです。

こんな状況で如何にイーブンな状況に持ち込むのか、楽しみですね。

 

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今週の火星メカ

ステイギス。

ウィキペディアによると対応する火星の地名はステイギス連鎖クレーター(Stygis Catena)ですね。

同じ機体が並んでましたが、ドライブ起動認証のユニットを積んだ有人機と、連動するドライブだけを積んだ無人機と言ったところでしょう。無人機にアルドノアドライブを搭載して、ある程度自律させる技術はディオスクリアの時点で存在しているので、火星の宇宙用量産型カタフラクトってことなんでしょうね。有人無人で似たような形状なのは、設計の共通化によるコストダウンでしょう。部品レベルの共通化とかだと自衛隊のXP-1、XC-2あたりがやってますね。有人機無人機で設計を共通化するのは戦闘妖精・雪風で出てきています。

 

 

イナホの目

技術力で圧倒的に火星に劣る地球ですが、要素要素で変態技術を持ってますね。

義眼である都合上、カメラで見た時の電気信号を視神経や視覚野が理解できるように翻訳するコンピュータが搭載されているはずです。解像度自体は現実でも人間の目を超えたやつが売られているので問題ないです。驚異的なのは日常に師匠がないレベルで高速に信号を処理するコンピュータを目の裏に仕込めるレベルのサイズに小型化している点ですね。作動用の電源がどうなっているのかもわかりませんし、その上運動量変化を解析するソフトをインストールできるレベルでリソースに余裕があるようです。

戦闘においてもその解析能力を遺憾なく発揮し、他機では不可能なレベルでの長距離射撃を可能としています。試作型だと言ってましたし、このような解析コンピュータはまだまだ実戦配備には遠いのでしょう。次期カタフラクトでこのレベルで射撃制御してくれるコンピュータが標準搭載されると面白いですね。

また、声の解析を行っていることから、ヘタをしたらイナホは左の聴覚系にも障害を負って人工物に置換しているのかもしれませんね。

 

 

戦闘時のメモ

戦闘時は地球火星どちらも直線的な射撃主体で、地上戦であれほど使っていたミサイル等の誘導兵器は使用していません。

おそらくこれは障害物の多さが問題なのでしょう。

現実のミサイルは主に何もない空間で使用されるもので、障害物回避なんて機能はありません。ましてやそんな機能を搭載しようなんて思うと、リアルタイムでターゲットと障害物を選別するプログラムと、複数のセンサと、最適な回避軌道を計算するプログラムと、それに合わせて飛行制御するプログラムなど、必要とする要素が膨大になります。そんなミサイルのコストが高騰することは容易に想像できますし、敵に突っ込ませておしまいにするくらいなら、ステイギスみたいに無人機として運用したほうがはるかに効率いいです。

 

前回、戦闘時の”風”は見えない微粒子なんじゃないかって自分は言いましたが、高密度衛生群による重力変動って説明されてましたね。微小ながらもその場その場で重力が異なると弾体がまっすぐ飛ばないので難しいのでしょう。スナイパーもコリオリ力を考慮する場合があると聞きますし。

 

地球製カタフラクト、もしかしたら半重力制御かと思ったのですが、前回噴射がなかったのは単純に推進剤節約でしたね。射撃時の反動を殺すためにライフル後部で逆向きに噴射するようになっているのは面白かったですね。

 

タルシスの能力は高速演算による弾道計算というよりも、時空間制御による近未来予知だと思います。アルドノア関連技術もそんな感じのがメインですし。

 

 

ドライブの起動権限

起動権限はキス1回に対して1度きりという演出がされていましたね。

起動権限の移譲をドライブ側でどのように見ているのか不明でしたが、近くにドライブ関係のユニットを持っていなくても起動者が心停止した時点でドライブが停止したことから、ドライブの起動権限者管理に、時間的、空間的な制約はないのでしょうね。

ほんとにとんでもない技術だと思います。

 

 

いやあ、なかなか演出も細かくておもしろいですね。おそらく逆噴射のための推進剤節約でしょうが、大気ブレーキを利用した姿勢制御とか、見た目的にもアイデア的にも良かったです。

 

次回、というか今放送中ですが、やっぱりいいですね。

 

 

 

 

 

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