蒼穹のファフナーEXODUS 26話 -竜宮島- 雑記+

終わってしまいましたファフナーEXODUS。ファフナーに始まってファフナーに終わった1年だったような気がします。

ストーリー的には衝撃で、消化不良もありましたが、内容は濃厚でとても面白いものでした。今度まとめて一気見もしないと……

 

Contents

皆城総士の物語

一通りの作品群を考えると、ROLから一貫してファフナーは皆城総士の物語だったなあと考えることが出来ます。総士が前線に立つことを諦めてからいなくなるまでの5年間を描いた作品なんだろうなと。全編通して総士のモノローグで語られるのが根拠ですけど。

1期の冒頭とかを見返すと、本当は総士は前線に立って島を守りたかったんですよね。それがフェストゥム世界からの帰還とマークニヒトによって叶い、限界を迎えるまでの戦いを総括したのが「今更ながら心地いいものだな」だったんでしょうね。

生まれた時点から島を守ることを運命づけられた命でしたけど、押し付けられたはずのその役割を自ら望み、全うした総士の人生は、本当壮絶でしたね。

 

 

アルタイルミール

甲洋の「なんて力、みんな支配される」、操の「あんなの、どうしろっていうの?」から漂う圧倒的強者感がすごいですね。もともとポラリスミールの一部だった操ですらこのリアクションですから、下手をしたらポラリスミールよりも能力が上なんじゃないかなって思います。

こんな状況で救いだったのは、アトランティスミールの憎しみを学習しなかったこと、眠らせるだけの力は地球側にあったってことですね。

しかし、全力竜宮島ミールの力があり、更にザイン、エインヘリヤルが稼働してる状況で眠らせるしか出来なかったってのは、やはりこのミールのヤバさが伺えますね。

 

 

ゴルディアス結晶連結マークレゾンの怪物さ

しかしホントマークレゾン、強かったですね。竜宮島のみならず、人類最高戦力と呼んでも差し支えないくらいの力を持った珪素4人組でようやく拮抗ですから厄介なものです。

装備能力を以下に列挙してみました。

素の標準装備

ルガーランス × 2
ホーミングレーザー × 2
イージス 大×2 小×4

 

SDP類似能力

広域強固なシールド
同化火力増幅
自己再生
ワームウェッジ連射能力
ネジ切りワーム生成能力
丸鋸ワーム生成能力

様々な能力はザインニヒトと類似してますが、やはりイージスを使用した大規模シールドの存在がデカイですね。ザインニヒトは基本的に回避か自己再生によってしか、強力な攻撃を受け流す術を持たないのですが、レゾンは防御するという選択肢もあります。このアドバンテージが圧倒的な力の差になった感じがありますね。

 

 

他にもCDCでアルヴィス全体を制御してる織姫ちゃんとか、澄美さんとともに全機能を停止するCDCとか、ぐっとくるシーンも多かったです。

 

 

というわけでファフナーEXO最終話でした。怒涛の展開で初見は情報過多を感じますが、何度も繰り返し見るとその面白さに気づける気がします。
振り返るとファフナーEXODUSは、存在するのといなくなることの違いを繰り返し描写してきた作品なんじゃないかなと思ったりします。
ラストの描写から、続編を望みたいのですが、ポラリスミールの問題がほとんど解決してしまった今、竜宮島再起動以外でやることといえば、竜宮島ファフナー部隊が避けさせられてきた対人戦の問題しか残ってないような気がします。
でも、新しいそうしの新しい物語はまだまだ見たいので、やはり続編は強く望みます。

 

 

 

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