やはり面白いですね、ファフナー。
ニコニコ動画でも視聴できるので、何度も見ちゃいました。
で、その中で気になった表現とか、出てきた機体について思ったことをいくつか紹介しようと思います。
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Aパートでのファフナー投下シーン
全翼機に近い大型輸送機を用いて、ファフナーを投下します。その時に、ファフナーの足裏を滑らせるためのレールが展開されるのですね。
最初は、腰部に接続されたアームのカバーかと思っていて、カバーとレールを兼ねているのか、なんて思いましたが、よく見ると単純に展開式のレールのようです。
投下時だけ滑るようにして、アームの負担を軽減したのかとも考えられますが、なんでこんな構造になっているのかはちょっとわからないです。
ただ、足裏を滑らせるレール機構は、なかなか面白くていいですね。
あと思ったんですがこの輸送機、100mは余裕で超えていそうなデカさですね。ファフナーがだいたい3,40mなので、航空機としては破格の大きさです。
そんなこと言ったらリンドブルムも戦闘機としては異常な大きさですが。
交戦規定アルファ発令時の爆撃機と核兵器
飛んできている爆撃機、深い後退角を持っているのでおそらく超音速爆撃機ですね。更に斜めの線が多いのでステルス性も持っていると予想できます。フェストゥムの侵攻が抑えられなかった時に核兵器を投下するために開発された爆撃機ですかね?他にも用途があるのかもしれませんけど。
また、投下している核兵器は噴射炎こそロケットのそれでしたが、エアインテークと大きめの翼を持っているので、おそらく巡航ミサイルの類でしょう。
現実での核戦略の中心は弾道ミサイルですが、劇中でこのような巡航ミサイルみたいな核兵器が使われるのは、おそらく弾道ミサイルでは時間がかかり、投下地点も多様であるからでしょう。航空機で運搬してその都度照準するのが最適だってことかなと。
竜宮島の技術進歩他
劇場版をあまりしっかり見ていないので、どの段階でそうなったのかはわからないのですが、ヴェルシールドと偽装鏡面の同時展開が可能となっていますね。最初のテレビシリーズだと、確か消費エネルギーの都合から、シールドと鏡面、どっちかしか展開できなかったと記憶しています。技術と人物の進歩が見て取れるのも、この作品の面白いところですね。
また、真壁指令が「航路そのまま」って言っているので、竜宮島、というかアルヴィスは移動中だということですね。最初は出港するだけでも一苦労だったのに・・・・・・
溝口さん、真矢の乗ってる戦闘機について
最後のシーン、真矢が人類軍の輸送機をエスコートしてる場面で、コクピットのディスプレイが映ります。外部の映像と、姿勢等が映っていますが、よく見ると、右端にレーダー表示がが映っていることがわかります。これを見ればわかるのですが、この戦闘機、全周が走査可能なレーダーを積んでいるのですね。
現代の戦闘機だと、基本的にレーダーは機首にしか積んでいません。ロシアなんかだと、後方警戒レーダーを積んでいますが、米国機だと、レーダーでは前しか見えません。最近では機体に貼り付けるレーダーや、主翼前縁に格納するレーダーを開発中のようですが、戦闘機が単体で全周走査可能なものは、まだ量産化されてないと認識しています。
やはり22世紀の機体だけあって、センサ類もかなり進歩しているようです。ヘッドアップディスプレイもないようですし、こういうちょっとした描写が面白いですね。
現状気になったのはこのくらいですね。1期に比べて映像技術が格段に進歩しているので、細かい形状や、インターフェースのデザインがかなり洗練されてて、そういうのも見ていて楽しいです。
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