琴葉ホワイトデー2024
2023/03/14
葵「ホワイトデーかぁ」
茜「お、そういやそうやね」
葵「なんかやる?」
茜「……葵ちゃんさ」
葵「ん?」
茜「夜10時過ぎて言う事やないやろ」
葵「まぁ、仕方ないね」
茜「何が?」
葵「今思いついてしまったからね」
茜「せめて6時位に思いついてくれたらまだ『お菓子でも買いに行こか?』くらいは言えたんに」
葵「それはそう」
茜「第一ウチ等はバレンタインで完結するからホワイトデーは例年は意識せぇへんやないか」
葵「今思いついてしまったからね」
茜「天丼するなや」
葵「天丼って言うほど高度か?」
茜「知らん」
葵「エセ関西人が」
茜「せやで」
葵「茜ってさぁ」
茜「何よ」
葵「エセ関西人は頑なに肯定するのなんで?」
茜「え?」
葵「もしかして何も考えてない?」
茜「うーん、半分くらい?」
葵「残りの半分は?」
茜「その方が面白いかと思って」
葵「うーん」
茜「おもんない?」
葵「うーん……今度ゆかりにやってみたら?」
茜「いや、無理やろ」
葵「なんで?」
茜「まず相手が『エセ関西人!』って罵倒するのがスタートやんか」
葵「あーー、ゆかりは言わなそう」
茜「あいつウチの会話にツッコミ入れたことないんよ」
葵「ふむ……じゃあなしで」
葵「結局ホワイトデーどうしよっか」
茜「え!?まだ諦めてへんかったん?」
葵「いや、思いついたからにはなにかしたいじゃん」
茜「いや、だから!遅いんやって!遅すぎるんよ!」
葵「茜!」
茜「なんや!!」
葵「コンビニ行こう!」
茜「はぁ!?」
葵「だめかぁ」
茜「ええよ!」
葵「マジ!?愛してる!」
茜「知ってる!」